アクアリウムは様々な場所にマッチする透明感のあるインテリアです。
照明の明るさや水の揺らぎ、透明感を上手く取り入れることで水の動くまさに神秘的な空間を演出できます。
アクアリウムは水槽内のデザインにとどまらず、お部屋の雰囲気までも一変させます。
それは、水槽内にさんぜんと降り注ぐ照明の光が白い砂に反射し、天井や周囲までも揺らぎの影を作り出すことができるのです。
←揺らいだ影が反射してシャンデリア周りが青く揺らめいています
今回は、都内のあるダイニング様の水槽をご紹介したいと思います。
こちらの水槽は1点ものの特注のアクアリウムです。
もともと水槽でなかったアンティーク調のインテリアを水槽に一変させたものであると伺っております。
水槽のお魚たちは“アフリカンシクリッド”という淡水のお魚です。
まるで海の中のような空間ですよね。
このお魚は海水魚ではご予算が合わない時や、ろ過の関係で海水魚が飼えないといったお悩みを解決する色彩を持ったお魚です。
もともとは、アフリカのマラウィ湖などの固有種でシクリッドと呼ばれる何千種類ものシクリッドが泳ぐところに住んでいます。
この湖に生息する魚はシクリッドとナマズが大半で、そのような環境下だからこそ淡水魚には少ない青や黄、ストライプといった特徴的な色彩が繁栄したのかもしれませんね。
このお魚たちを白いサンゴやウミウチワという飾りでデザインし、ブルーが強めのホワイト調の照明で白いサンゴに自然なブルー色の反射を狙っています。
また、このアクアリウムはエアーカーテンを取り入れております。
そのため、照明をあてると綺麗に揺らぎますし、涼し気な空間になりました。
このデザインは、お客様よりご要望があり現在に至っております。
もともとは、疑似ライブロックと呼ばれる海の岩に似せた土台に白い飾りサンゴを飾っておりました。
お客様より「この水槽の白い枠を有効活用して中のデザインも白いものに統一できませんか?」とご相談を頂いたのが始まりです。
この白いサンゴは大量に必要になりますが、予算も調達ルートも限りがあり現実的ではありませんでした。
何か良い手はないかと検討していたところ、既存のお客様で形が崩れてきた白いサンゴを有効活用し、リサイクルすることを考えてみました。
毎週、メンテナンスの際に組んだり崩したりする中の飾りは、時間とともに割れたり劣化したりしてしまいます。
そして、割れて残った箇所をまとめて接着してボリュームを出すことで組んだ時にリサイクル品と分からないほどのクオリティを発揮するのです。
そのデザインがまさにこのレイアウトです。
週によっては本物のサンゴの骨格も用いて変化を出したりしております。
■ここがポイント!
水槽内を白いデザインにすることは大変リスクがあります。
それは“コケの発生”です。
コケは、照明の点灯時間や太陽光のあたる時間などで発生頻度が変わる厄介な天敵です。恐らく、我々のTOJOグループでない他社さんでは扱いが無いと言ってもいいのではないでしょうか?
なぜ、TOJOではこのようなデザインが扱えるのか?
私どもは、毎週お客様に訪問し、メンテナンスをさせて頂いております。場合によっては週に2回訪問させて頂くこともあります。
他業者さんではほとんどが月に2回程度か、1ヵ月に1回の訪問のようです。
このメンテナンスの圧倒的な頻度が細かな水質の変化やコケの発生の判断材料になるため、白いサンゴの維持も可能ですし、本物のサンゴが密集したデザインもサンゴの開きが良く安定感のある“見ていて引き込まれる空間創り”を行うことができます。
このインテリア性の高いアクアリウムは、夜のダイニングを入口から幻想的にしています。
遠くからでも「あそこにお店があるね。行ってみようか」となるような存在感があります。
暗くなるとアクアリウムの存在感がダイニングの高級感を立たせます
手間をかけて作り込まれたデザインを是非とも見て頂きたいと思います。
アクアリウムレンタルのデザインは新宿レミニセンスにお任せ下さい。
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー 小西
水槽の設置場所は、様々なシーンにマッチするようキャビネットの色を周囲の雰囲気と同化させたり、目立たせるために逆の色彩を選んだりすることができます。
水槽内の仕様も淡水の熱帯魚でしたら緑いっぱいの水槽空間に白や黄色い熱帯魚たちが泳ぐ目の保養になるような色彩になります。
今回は、マンションのエントランスに設置しているサンゴの入った本当の海の中をイメージさせる海水魚水槽をご紹介したいと思います。
こちらのマンションは、よくCMでも見られるブランドのお客様です。
一面、大理石調の高級な空間に幅1m80cmの水槽を置いています。
この場所は、入居者さまや業者さんなど出入りが最も多い場所に置かれているため、皆さんから注目を浴びています。
また、近くに川が流れており遊歩道があるため、夜になると水槽の照明が青く周囲を光らせ、歩行者の皆さんからもよく見える水槽です。
このような人が頻繁に出入りする空間では、サンゴの発色はついつい魅力に引き込まれてしまいます。
例えば赤いサンゴでしたらこのようものがあります。
ゆらゆら径や・・・
真っすぐ上にボリューム感のあるもの・・・
など個々の特徴も違えば、発色も違うのでついその魅力に目が奪われてしまうのですね。
毎週、メンテナンスの際に入居者さまより多くお言葉を頂きます。
「いつも綺麗にして下さってありがとうございます。」
「何か新しいお魚入りました?」
「このエビお子さんに大人気だね。」
など。
そして、一番多いのはお子さんからの質問です。
「お兄さんはそこで何をしているの?」
お掃除屋さんでもありませんので「掃除しているよ」と言うのも何か違いますし「デザインしているよ」と言っても理解されないと思い、今のところ“水槽を綺麗にしているよ”とお応えしています。
お子さんは本当によくお魚の特徴を見ています。
こちらの水槽には大きなナンヨウハギと小さなものが一緒に泳いでいます。(ナンヨウハギは、ファインディング・ドリーの主人公です)
「大きい方がね、大きいくせに近寄るとすぐ隠れるんだよ!変だね。」などといろいろ教えて下さります。
この水槽は、夕方から照明が点灯し、徐々に外が日暮れに近づくと、ひと際存在感を発揮します。ブルーを基調とした照明とホワイトを混ぜたこの色は、水の揺らぎも加わり、底砂をキラキラと反射させております。
その中に泳ぐお魚たちはナンヨウハギを筆頭に様々なスズメダイの仲間を散りばめた色彩豊かな空間に創り上げました。
これは、「タマイタダキイソギンチャク」です。
メタリックグリーンと穂先がピンクの少し珍しい種類です。
そのイソギンチャクには、クマノミが戯れイソギンチャクから顔を出したり潜ったりしている姿は見ていて飽きません。
小さな空間を切り取っても見どころ満載、遠くからでも目立つこの水槽の設置場所はマンションのエントランスを発信基地としたこの界隈の注目になっています。
アクアリウムのデザイン、サンゴについてなどアクアリウムのレンタルサービスはレミニセンスにお任せ下さい。
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー 小西
アクアリウムは様々な場所やシチュエーションに合わせて設置をさせて頂いております。
白い清潔感のあるお部屋には透明感を、黒い高級感のある空間には落ち着いたデザインを空間全体を見ながらマッチしているか重視しております。
今回はビジネス交流会に設置させて頂きました。
場所は品川にあるソニー生命さんで行われている゛イブニング・エクササイズ゛という交流会です。
この交流会を簡単にご紹介しますと、会費1,000円で月の第3週目の水曜日18時から毎月行われている交流会です。
内容は、意外と真剣です。
各参加者さんに3分間の時間があり、各ビジネスの説明や昨今の政治・経済・商流など様々なことを発表されておられます。
もちろん、昨今の生命保険の動きなどもライフプランナーの方より説明を受けられるので、とても内容の濃い交流会になっています。
参加者の方のビジネスも様々で商材やサービスなど多種多様のビジネスと触れ合うことがあり、リピーターの方も多いのが特徴です。
それぞれの説明が終りましたら懇親会を設けて頂いております。
初めてお会いする方とお酒を交えてそれぞれのビジネスのお話をすることは本当に楽しい時間ですし、経験になります。何より私より若い社長はそんなに多くいらっしゃいませんので人生経験豊富な方々との会話は本当に言葉の重みが違うなぁと感じます。
そんなビジネス交流会の場に、幅30cmの小型水槽を設置させて頂きました。
この小型水槽は、ハーフムーンと呼ばれる半月型をしたタイプで小型水槽ながらもお魚を大きく見せられる効果があるため、遠くからでもお魚たちが泳ぐ姿が分かります。
私の説明の際はライフプランナーの方がお部屋の照明を落として下さり、参加者の皆様が水槽に注目しながらお話をさせてもらいました。
アクアリウムのレンタルビジネスのサービス内容や最近ご契約下さった方の経緯など有意義な時間でした。(3分間という時間は長いようで意外と短いのでテクニックが必要ですね。)
この“イブニング・エクササイズ”という交流会は昨年第100回を迎え、現在に至ります。
私が初めて参加させて頂いたのは4年前の駆け出しの頃でした。
当時、脱サラした私は営業育ちでしたが、大手の法人営業でしたので社長と呼ばれる方と会話すらほとんどしたことがない身でした。
もちろん3分間の説明など、時間内に終わるはずもなく“チン”とベルを鳴らされて不甲斐ないデビューでした。そして営業柄、緊張はしないタイプでしたが緊張度もマックスで何をしゃべったかすら覚えていないように記憶しています。
そのような私でしたが、徐々に慣れてこの交流会で話の仕方を学んだこと、社長さんが相手でも会話ができるように強くして頂いたように感じます。
美しく手入れされたアクアリウムのある交流会は、そんなに多くないと思います。
これからも、時間が許す限り設置を継続して楽しんで頂きたいなぁと改めて感じました。
アクアリウムのレンタルやデザインについてはレミニセンスにお任せ下さい。
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー 小西・今井
幅1m20cm×奥行15cm×高さ45cm(淡水魚壁掛け仕様)
(セット内容)
ガラス水槽
白い砂利・ブロック(デザイン用の岩)・ヒーター&サーモスタット・LED照明・水中ポンプ&フィルター
淡水魚 アフリカンシクリッド 約20匹
レミニセンスで扱う海水魚の水槽は大きく2つのパターンに分かれます。
一つは、自然のサンゴをデザインされた水中空間に散りばめたコーラルアクアリウムです。
発色するサンゴが照明の調光や水の揺らぎで動きのある美しい水中シーンを楽しむことができます。
もう一つは、今回ご紹介する海水魚を楽しめるアクアリウムです。
お魚たちを中心にデザインをしています。
とくにお魚たちが広々と泳げるスペースや隠れるスペースはこのタイプのアクアリウムでは意識してデザインに取り組んでおります。
写真の水槽は、幅60cmのタイプです。企業さまの壁のヘコミの空間を有効活用して
設置させて頂いております。
VIPなお客様をこちらのお部屋に通されるようで、白と赤を基調とした明るい空間から海水魚の入る透明感のあるインテリアに仕上げました。
水槽の高さは市販にはない45cmの高さがありますので、正面から見ると迫力のあるレイアウトとそのデザインを縫うように泳ぐお魚たちのフォルムや軌跡を追いかけてしまいます。
水槽の中にはカクレクマノミ(ファインディング・ニモの主人公)やスズメダイといった小型のお魚たちが宝石を散りばめたように泳いでいます。
ルリスズメダイ:コバルトブルーの色彩が目立つ見栄えの良いスズメダイです。よく泳ぎ回るので水中が華やかに彩られ美しさを引き立てるお魚です。
イエローコリス:黄色いお魚は1匹入るだけでその場を明るくします。警戒する時や寝る時は砂の中に潜って姿を隠す(ドロンする)まるで忍者のような性格を持っています。
中にはこんな腕のエビも寄ってきます。
水槽のキャビネットは光沢のあるホワイトを選びお部屋の空間を損なわない仕様を選びました。
■ここがポイント
キャビネットは市販のものも使用しますがレミニセンスの設置するインテリアは耐震性を考えております。
具体的には、見えない部分こそ安全管理をします。
キャビネットは、組み立てただけのものを設置するのではなく耐震性の強度を高めるため金具で接続部の木と木を繋ぎ、揺らしてもびくともしないよう加工をして納品します。
水槽のガラス蓋は、見栄えも重視する大切なアイテムです。そして、地震の際に水中にガラス蓋が割れて落ちないよう安全性を重視して、ストッパーというフックで引っ掛けないものを特注しております。 (市販のものは、フックにガラス蓋を置くタイプがほとんどですので地震の際にガラスの中心に負荷がかかりわれてしまいがちです。)
こだわり抜いた魅力のインテリアは、どのような空間でも合わせられるアイテムとなります。
デザイン性、そして安全性を重視した美しいアクアリウム。
デザインのご希望はレミニセンスにお任せ下さい。
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー 小西
アクアリウムのデザイナーをしていて日常サンゴを扱っておりますが、サンゴに上質なデザインを吹き込むとその場から離れられないほどの魅力を覚えてしまいます。
皆さんがよくご存知のカクレクマノミ(ファインディング・ニモの主人公)が入っているイソギンチャクもサンゴ水槽に入れる水質を好みます。
サンゴの魅力とは、見たことのない発光をする個体やゆらゆら流れに身を任せている自然な姿や調子が良いとどこまでも大きくなる成長など魅力を上げればきりがありません。
私どもレミニセンスでは、このようなサンゴのあるアクアリウムもレンタルにて扱っております。
スキューバダイビングをご経験された方はその魅力をご存知の方も多いと思います。その一部をほんの1mくらいに切り取った空間がサンゴのアクアリウムです。
そこにTOJO水景デザイナーがデザインという魂のこもった命を吹き込みます。
たくさん散りばめられたサンゴたち全てが調子の良い状態を維持すると今までにないほどの感動を覚えます。
今回はそんなサンゴの魅力をお伝えできればと思います。
市販されているサンゴは、大きく何パターンかに分かれますが、大きくは“ハードコーラル”と“ソフトコーラル”に分類されています。この違いはインターネットを調べれば簡単に検索できます。
私の感覚ではユラユラしているサンゴか骨格が発色するかみたいな感じでお伝えできればなぁと感じます。
サンゴにはこんな種類があります。
トサカ系:アクアリウムの照明をあてると蛍光色に発色します。調子が良いとモリモリ大きくなって増えることもありボリューム感があります。
ハナガササンゴ:写真のサンゴは赤く発色するものです。他にも蛍光イエローや蛍光グリーンに発色し、ユラユラと水の流れに順応するので見ていて飽きのないサンゴです。
ブレインコーラル:平たい骨格を持った独特の蛍光色の色彩を持ったサンゴです。動きはありませんが独特な二つとない色彩がマニアをも虜にしてしまう美しいアクアリウムには必須のサンゴです。
キクメイシ系:石が光っているといった感じですが、様々な色彩のバリエーションがあり「何でこうなっているのだろう」とついじっと見てしまう魅力のあるサンゴです。
ウミアザミ系:ユラユラと流れに逆らわず動きのあるサンゴです。水槽いっぱいに開くと迫力のあるデザインが楽しめます。
ウチウラタコアシサンゴ:骨格から触手が出たサンゴです。陰日性という光の当たらない深い場所にあって、暗い照明で蛍光色の触手を持つ案外、趣のある魅力を持っています。
今回はほんの一部のサンゴをご紹介しましたが、魅力のある種類はまだまだあります。
このような個々に特徴のあるサンゴたちにデザインという命を吹き込んだものがTOJOが誇るレイアウトとして活かされております。
そして、TOJOグループ全体でサンゴを趣味としてだけでなく、維持や管理といった分野で日本サンゴ礁学会との連携も進めております。
昨年のサンゴ礁学会において、TOJOグループ社長である高野が学会の学者の方と肩を並べ講演致しました。
その内容は別途書きたいと思います。
このようなサンゴのあるアクアリウムの空間は、インテリアとしても最高の演出ができます。
その維持も含め、お客様のもとへ毎週メンテナンスにお伺いさせて頂いております。
様々な特徴や色彩のあるサンゴの魅力。
レンタルという形で皆様にご提供できればと日々精進しております。
アクアリウムのレンタルに関してはお気軽に東京レミニセンスまでお問い合わせ下さい。
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー 小西
今回はお魚を飼育されている方なら誰もが一度はやったことのある水槽の水換えについて書いてみます。
さて、なぜ水槽のお水って交換しないといけないのでしょう?
コケがたくさん付いてきたから。
お魚を眺めると病気が出始めたから。
ベテランの方なら、様々な試薬で数値が正常でないから
など理由はたくさんあります。
水槽の水換えは、人間で言うところの゛デトックス゛と同じです。
美容にお詳しい方なら様々なデトックスの方法をご存知と思いますが、私もぬるいお風呂で塩風呂をしたり、1日2リットルくらいの水を飲んで体の循環を整えたりしています。
アロマテラピーを受けてリンパの流れを良くするなんて方法もありますね。
人間は様々な方法を試してご自分に合う方法を探すことができますが、お魚はそうはいきません。
たくさん食べた分、お魚は糞をしますし、エサを残せば水は汚れます。
コケは水道水に含まれるリン酸と光が結合すると生えやすいので強い光はいっそう、固いコケが水槽面いっぱいに生えてきてしまいます。
添加剤なども過多に使用するとサンゴの開きが悪い状態や、お魚が調子を崩すこともあります。そんな時は水槽もデトックスしてあげるのが一番です。
たいていの状態は、水換えを毎週一回行うことで改善していきます。
数ヶ月放っておいて、一気に水換えするリセットという方もいらしていますが、一気に水質を変えることは、お魚への負担が大きいのです。
毎週1/3から半分の水換えで汚れだけ抜いてあげるとお魚の病気は少ない状態を維持することができます。
クリーナーホースというメンテナンス器具を用いて底砂の中の汚れだけを吸い取ります。汚れは見た目ではっきり分かるくらい濁った色をしていますので透明になりきるまで吸い続けます。底面フィルターの周囲や流れが悪そうな箇所は特に汚れが溜まりやすいので入念に取り除いていきます。
石や岩の下も定期的に汚れを取り除きます。
海水魚の場合は、ライブロックの空洞などにもクリーナーホースをあててあげると濁った白い汚れが抜けていきます。(バクテリアの死骸や汚れが溜まってしまうのですね。)
そして、その他のメンテナンスやデザインを行ったあと新しいお水を注いでいきます。
お水は通常のメンテナンスでは水道水を用いますが、お客様によっては浄水器を通した不純物の少ないお水にしたり、一部RO水と言われる不純物の含まない純粋を用いたりします。
私どもレミニセンスでは、毎週お客様にお伺いしてメンテナンスをさせて頂く理由の一つです。
「毎週来られても…」「毎週スケジュールが不定だから…」と言われていたお客様もいらしていました。その場合は、都度スケジュールを調整させて頂くこともさせて頂いておりますし、鍵をお預かりする契約をさせて頂いていることもあります。
【お客様が管理する水換えのデトックス効果】
こちらのお客様は私が管理するアクアリウムとは別にお客様自身が管理されているアクアリウムが2台ありました。
立派なサンゴがたくさん入ったアクアリウムです。初めはどのようなサービスが受けられるか試された部分もあったかと思いますが、ご自身で管理されている水槽のことは会話にでることはありませんでした。
半年ほどメンテナンスを継続頂いたある日ご相談を頂きました。
「うちの水槽さ~病気が出て魚がすぐに死んでしまうんだよ。一度見てくれない?」
と。以前より毎週メンテナンスにお伺いしている時に「水槽の魚が調子が悪そうだなぁ。」とは感じておりました。でも、水換えの頻度やろ材、底砂のメンテナンスの頻度が分からないため、アドバイスのしようがありませんでした。
今回、せっかくチャンスを頂きましたので徹底的に診させて頂くことに致しました。
その水槽では、2週に一度大幅な水換えをしているようですが、底砂やろ材は雑菌の温床になっていました。
雑菌が増えると、お魚はたちまち丈夫でも病気に至り、死んでしまいます。
ですので、徹底的に底砂の清浄とろ材を丸洗いし、定期的(毎週)に水換えを始めました。最初はh不安げだったお客様も安定感に信頼を下さり、この2台の水槽は私が管理させて頂けることとなりました。
お客様からも「相談して良かったよ。何でもっと前に言わなかったのかな。」と信頼関係を築くことができました。
この事例のように様々なご不安を一つ一つ解消していくこともお客様との関係作りと考えておりますのでレミニセンスにご要望の際は何でもご相談下さい。
いつもキレイなデザインで元気に泳ぐお魚たちを見られる
喜びは本当に癒されますよ。
アクアリウムのレンタル、デザインはレミニセンスにお任せ下さい。
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー 小西
海水魚の泳ぐアクアリウムは、色とりどりのカラフルなお魚たちが特徴の明るいインテリア空間を演出することができます。
今回は、その中でもお子さんに大人気のエビ“スカンクシュリンプ”についてご紹介したいと思います。
和名では“アカスジモエビ”といいます。
名前の通り上から見ると、白い体に赤い線(スジ)が入っているのでこのように呼ばれています。また、動物の”スカンク”のようにヒゲが長いので別名“スカンクシュリンプ”とも呼ばれています。
このエビは動きも楽しい生体です。
海水魚のお魚たちをクリーニングする習性があり、慣れた環境ではお魚がすり寄って「エビさんお掃除してよ~」と言わんばかりに寄って行く姿をみることができます。
また、メンテナンス中の手にも献身的に寄ってくるので可愛いエビちゃんです。
他にも踊っているような姿や、お魚たちが残したエサを食べたり、水面を裏返って貪欲にエサを取りに行く姿があったり多様な動きが大人気です。
お子さんがよく出入りするクリニックや薬局さんでは「あっエビがいるよ~」とお母さんに報告している姿が何とも愛らしくデザイナーも楽しんでおります。
今回は新人スカンクちゃんの行動に密着してみたいと思います。
昨日お入れしたこどもクリニック様での出来事です。
まだ小さい個体のエビを入れました。
エビは環境に慣れるまでどこに隠れればよいか警戒しながら動いていました。
そこに重鎮ナンヨウハギ(ファインディングドリーの主人公)とサブリーダー フレームエンゼルがエビちゃんを発見!!
この2匹は数年泳いでいるベテランさんで水槽の中のことを良く知っています。
あつかましくもエビにすり寄って「ねぇ~クリーニングしてよ~」と近づいていきます。
エビのスカンクちゃんはそれどころではありません!
恐らく、この子の気持ちでは「食べられる~」って心境でしょうか。
大きな魚に囲まれたスカンクちゃん!
怖いのかその場から動けず、ただすり寄ってくる大物たちの諦めるのを待つしかありません。
ベテランが「ちぇっ何だよ~」と思わせぶる諦め感いっぱいでスカンクちゃんから離れていくと慌てて岩陰に隠れていくのでした。
スカンクちゃん、そのうちクリーニングしてあげてね。
こんなストーリーが数分見ているだけで創造させられてしまうほどエビのいるアクアリウムは魅力と楽しさがあります。
レミニセンスでは、お客様の空間やお客様の客層を見て可愛いお魚や落ち着いた色彩のお魚など状況に応じてお魚のチョイスを致しております。
もちろん、「スカンクちゃん入れて~」というご要望にもお応えいたしております。(スカンクちゃんを食べてしまうお魚がいない場合に限りますよ!)
このようなアクアリウムの魅力を是非ともご覧になってほしいと思います。
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー 小西
お客様との出会い、繋がりその繋がりが絆へとなっていきます。
今回はそんな設置までのストーリーです。
ご愛顧下さっておられる美容室さまの水槽を大きい水槽に変えようということで、設置の日きたまたまカットにお越しになられていたお客様が「海水魚いいなぁと思っていたのだよね。一度うちに見に来てくれない?」とお話を頂きました。
頂いたお名刺を拝見すると企業の社長をされておりました。
美容室のオーナーからも「Sさんは忙しい方だからうまく置けたらいいね。」とお話をもらい考えました。
゛お忙しいお客様に分かりやすく最短にサービスを理解してもらう方法は何だろう゛と。
デザイナーは腕を魅せることが一番だと思い、設置できないことを覚悟の上で小型水槽を海水の生体付きで持って最初の打ち合わせに望みました。
■1ヶ月無料のお試し期間
S社長にアポイントを取らせて頂き、打ち合わせ本番。
新宿の近くということもあり、マンションの一部屋を事務所とされてられるオフィスでした。
S社長「大荷物だね!いつもこんな大荷物なの?」
小西「今日は社長に実際にアクアリウムを見て頂いた方が良いかと思い、お魚と水槽を持って来ちゃいました。あっもちろん不要でしたらお打合せだけでも結構ですよ。」
S社長「え!せっかくだから見てみたいな。」
と快く設置を了解下さり、小型水槽を打ち合わせされるデスクの上に置かせて頂き水槽の照明を点灯。
マリンブルーをイメージさせるライティングと同時にカクレクマノミやスズメダイといったお魚がレイアウトのブロックの隙間を縫うように元気に泳いでいます。
社長より「おぉ泳いでるよ!凄いな!」この一言がデザイナーとしてあれこれ考えた一番の感動をする瞬間なのです。
その日から1カ月間無料にてメンテナンスをさせて頂けることとなり、毎週お伺いすることとなりました。
■お試しから繋がるデザイナーが手掛ける魅力のインテリア
2週目のメンテナンスの時、S社長より「この水槽より魚がもっと入るサイズはいくつなの?」とご相談を下さいました。せっかくなら打ち合わせのデスクの上でなく、しっかりしたキャビネットの水槽をご要望されていると思いましたのでTOJOグループで設置実績の多いタワー型アクアリウムをご提案させて頂きました。
設置させて頂いた水槽は5匹程度しか泳がせることができませんが、このタワー型は幅28cmながら、高さは45cmありますので水槽内の総容量は35リットルあります。(無料設置の水槽の3倍の水の容量です。)
「この水槽でしたらお魚を10匹近く泳がせることができますよ。」とご説明したところ、「1ヵ月のサービスが終ったらこの水槽を置こう」を言って頂くことができました。
レミニセンスの営業は決して押し売りなどのパワープレイは行いません。
お客様が本当にご満足頂くためのサービスを個々に必死に考え、行っているとおのずと水槽は大きくして頂いたりご紹介頂いたりすることができると信じているからです。
新たな水槽は、打ち合わせデスクの光沢のある黒と赤いお洒落なイスを基調とした黒い光沢のあるパネルを用いた小型水槽に大変身しました。
今でも継続して設置して頂いており、毎週どのようなデザインにしようかと楽しみながらS社長のオフィスへお伺いさせて頂いております。
まもなく4年目を迎えるこの水槽もそろそろガラス水槽の劣化が出始める頃ですので、親切・丁寧に内容を説明し新たな感動のあるアクアリウムを創り上げていきたいと思っております。
今回は、新設の事例をご紹介させて頂きましたが、皆様のもとにある既存の水槽についても劣化の状況を見ながらメンテナンスサービスを行っております。
是非一度、どのようなデザインやサービスなのか、生で見るものは写真よりもはるかに感動的ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー 小西
レミニセンスで取り扱っているアクアリウムのデザインは様々ありますが、今回は海水のデザインで必ず扱う“青いスズメダイについてです。
゛海水魚゛といえば、白や黒のシマシマのお魚や黄色いお魚たちを想像されるのではないでしょうか?
スズメダイも皆さんに認知されている有名なお魚たちです。
ルリスズメダイ:海水魚でも最もオーソドックスなコバルトブルーのお魚です。買った時は小さくても丈夫なのでわりと大きくなります。
大きくなると、気が強く縄張りに入った他のお魚をいじめてしまいます。レンタルアクアリウムのレミニセンスでは、大きくなったルリスズメはまた小さいものに変えてデザインのみ魅力を保たせております。
シリキルリスズメダイ:しっぽが黄色いコバルトブルーのスズメダイの仲間です。コバルトブルーの体に黒く散りばめられたスポットが影を作り、魅力のある個体です。しっぽで砂をかいて「俺の縄張りだ!」と誇張しているところもりりしくて可愛いお魚です。ただ、砂を引っかいてデザインや見栄えを崩してしまうことがありますのでちょっと厄介な性格の持ち主です。
ロイヤル・デムワーゼル:シリキルリスズメダイよりも黄色い部分が多く、お腹まで黄色いラインが入っています。他のスズメダイとは、違い比較的温厚なのでケンカが少ない個体です。近年は入荷量のせいか価格が高めですが入れて損のないスズメダイです。
さて、それでは青いスズメダイを中心としたデザインの魅力を見てみましょう。
私の所属するグループ本部”アクア環境システムTOJO”は様々なイベントでアクアリウムを手掛け、コンテストでは常にトップクラスの成績を収めているデザイン集団です。
↑ アクア環境システムTOJO公式ホームページ
写真はTOJOで過去にイベントをした際に入れたレイアウトのものです。
まるで青い宝石が散りばめられたような空間は、アクアリウムをご存知ない方でも足が止まり、魅力に引き込まれていきます。
また、コバルトブルーのお魚は存在感があり、遠くから見ても見栄えするのが“スズメダイの魅力”なのです。
このようなデザインに黄色や赤の色彩を持った例えばキイロハギやキンギョハナダイを足すとさらに魅力が引き立ちます。
下の写真ではサンゴを用いてカラフルな明るめの色彩をベースに青いスズメダイを泳がせたデザインです。
お魚の個体で癒されるというデザインではありませんが、全体的に一体感を持たせ、南国の浅瀬を泳いでいるように癒されますね。
スズメダイは基本的にサンゴの食害なども少なく、表に出てきて泳ぎ回る習性ですので、デザインとして用いるにはうってつけの種類です。
皆さまも是非、このスズメダイたちの魅力をアクアリウムレンタルのサービスを通して癒されて頂ければと思います。
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー 小西