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水槽レンタルの生の声(医療法人慈生会 福岡がん総合クリニック様)

水槽レンタルの生の声(医療法人慈生会 福岡がん総合クリニック様)

2016.08.29

東城 久幸インタビュー(アクアリウムセラピー 2011七夕号より)

 

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私は、アクアリウムを通じて各分野で活躍する多くのドクターとお話をさせていただいていますが、やはりがんには大変関心があります。私の身近でも、今までに数多くの方ががんで亡くなっていかれました。

 

がんを完治するためには、定期健診等で早期発見することが大切とされています。

ひとたび、がんが発見されれば、そのレベルに合った治療方法を専門医が見分け、適切な治療が行われるわけでありますが、その前に発症しないように食生活に気をつけたり、喫煙を控えたりすることが大切なことは言うまでもありません。

 

また、日常においてストレスをため込まないことも大切です。アクアリウムを見ることで癒し効果が生まれることは既に実証されていますが、私はさらにセラピー効果を見出しています。

アクアリウムを常に日常に取り入れることによって気持ちをリラックスさせ、人間の持つ自然治癒力を高め(NK細胞を活発化させる)、日常において少しでもがんの発症を抑えることの手助けができればと思っています。

 

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東城 久幸(とうじょう ひさゆき)
水景デザイナー 株式会社アクア環境システムTOJO
代表取締役会長
日本観賞魚振興事業協同組合会員
1957年東京(高輪)生まれ
1977~1990美容師(経営)

 

 

アクアリウムががん患者さんの心を和らげるのに役立つ事を期待します

 

医療法人慈生会 福岡がん総合クリニック

~院長・森崎 隆先生からのメッセージ~

 

今回はがん治療の専門医院で九州福岡にある「医療法人慈生会 福岡がん総合クリニック」院長の森崎 隆先生にお話を伺いました。

 

森崎先生は腫瘍学(しゅようがく)を専門に、難治(なんち)がん患者の支えになる治療を心がけています。さらにはがん治療における最前線の講演において、最新薬物治療法と免疫療法の併用療法について発表されています。

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先生の書かれた書物を読ませていただくと、抗がん効果のある食物を理解し、常にがんになりにくい体質を作ることが大切だということがわかります。また、がんにかかった場合は、その治療法を理解したうえで、複合的に免疫細胞治療法等を取り入れる必要があることを訴えられています。

 

医療は、患者さんと担当医との意思の疎通があって初めて高い効果が期待できます。

森崎先生はそれに加えて紹介元の先生方からも信頼を得られるように研究に力を注ぎ、治療技術を高めることを方針とされています。

森崎先生にお話をお伺い致しました。

 

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(東城)さっそくですが、こちらの医院にはアクアリウムを設置していただいていますが、患者さんや付き添われる方々に何かの反応は感じられますか?

 

(森崎先生)正直今までは私はあまりそういう見方で水槽を観たことがありませんでした。

 

(東城)

私はがん細胞を抑制する効果のあるNK細胞は森林浴等で多く生まれると聞いています。その観点からするとアクアリウムでもマイナスイオン効果が生まれ、植物が光合成をする時に発生する酵素等を含め、物理的にも精神的にも良い効果が生まれるものだと思っています。

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(森崎先生)

水槽を置く発端は当医院の事務長がインテリアと癒し効果があるということで勧めてくれたものです。 今後は「アクアリウムの癒し効果やセラピー効果」という観点でも考えてみましょう。

私の言葉としては、現段階では「アクアリウムでがんが治る」とは考えられませんが、癒し効果で脳波と免疫力を高める可能性はあるかもしれません。

 

実例やデータ等でその効果を判断できれば良いのですが、アクアリウムの癒し効果に関する研究は他の方にゆだねたいと思います。

 

(東城)

やはり正確なデータをより多く集めることが大切ですね。私はがん末期のお年寄りが、「この水槽を見ているとがん治療による痛みを忘れる」と言ってくれたのが印象的です。

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(森崎先生)

痛みは実際に神経が圧迫され、痛みの物質がたくさん出る状態と、もう一つは精神的な痛みがあります。

 

それは笑っている時より落ち込んでいる時の方がより強く感じます。

 

アクアリウムは、そういう精神的な痛みをやわらげる影響を与えるわけですね。

先程申し上げた通り、現段階ではアクアリウムとがん治療を直結させて考えることはできません。精神的な痛みを緩和することはあるかもわかりませんが、アクアリウムをおくことで患者さんや付き添いの方等の不安を取り除く効果を期待したいと思います。

 

がんの治療は病巣だけではなく心の治療も大切です。「余命数ヶ月」と宣告されて来院される方が「希望を持てた」と前向きな気持ちになっていただけることはとても大きな意味を持ちます。

 

(東城)

ありがとうございました。

 

今回お忙しいところお時間をさいていただいた森崎先生とお話をして「あきらめない治療」の大切さを改めて感じました。

 

【医療法人慈生会 福岡がん総合クリニック】

812-0018

福岡市博多区住吉3-1-1 富士フィルムビル6F

TEL 092-282-7696

FAX 092-405-6376

URL http://www.cancer-clinic.jp/

E-mail info@cancer-clinic.jp

 

このTOJOグループの季節誌「アクアリウムセラピー」は無料にて配布致しております。ご用命はお問い合わせフォームよりお気軽にご希望下さい。

 
(代筆)
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー  小西

 

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