2016.09.21
アクアリウムのデザイナーをしていて日常サンゴを扱っておりますが、サンゴに上質なデザインを吹き込むとその場から離れられないほどの魅力を覚えてしまいます。
皆さんがよくご存知のカクレクマノミ(ファインディング・ニモの主人公)が入っているイソギンチャクもサンゴ水槽に入れる水質を好みます。
サンゴの魅力とは、見たことのない発光をする個体やゆらゆら流れに身を任せている自然な姿や調子が良いとどこまでも大きくなる成長など魅力を上げればきりがありません。
私どもレミニセンスでは、このようなサンゴのあるアクアリウムもレンタルにて扱っております。
スキューバダイビングをご経験された方はその魅力をご存知の方も多いと思います。その一部をほんの1mくらいに切り取った空間がサンゴのアクアリウムです。
そこにTOJO水景デザイナーがデザインという魂のこもった命を吹き込みます。
たくさん散りばめられたサンゴたち全てが調子の良い状態を維持すると今までにないほどの感動を覚えます。
今回はそんなサンゴの魅力をお伝えできればと思います。
市販されているサンゴは、大きく何パターンかに分かれますが、大きくは“ハードコーラル”と“ソフトコーラル”に分類されています。この違いはインターネットを調べれば簡単に検索できます。
私の感覚ではユラユラしているサンゴか骨格が発色するかみたいな感じでお伝えできればなぁと感じます。
サンゴにはこんな種類があります。
トサカ系:アクアリウムの照明をあてると蛍光色に発色します。調子が良いとモリモリ大きくなって増えることもありボリューム感があります。
ハナガササンゴ:写真のサンゴは赤く発色するものです。他にも蛍光イエローや蛍光グリーンに発色し、ユラユラと水の流れに順応するので見ていて飽きのないサンゴです。
ブレインコーラル:平たい骨格を持った独特の蛍光色の色彩を持ったサンゴです。動きはありませんが独特な二つとない色彩がマニアをも虜にしてしまう美しいアクアリウムには必須のサンゴです。
キクメイシ系:石が光っているといった感じですが、様々な色彩のバリエーションがあり「何でこうなっているのだろう」とついじっと見てしまう魅力のあるサンゴです。
ウミアザミ系:ユラユラと流れに逆らわず動きのあるサンゴです。水槽いっぱいに開くと迫力のあるデザインが楽しめます。
ウチウラタコアシサンゴ:骨格から触手が出たサンゴです。陰日性という光の当たらない深い場所にあって、暗い照明で蛍光色の触手を持つ案外、趣のある魅力を持っています。
今回はほんの一部のサンゴをご紹介しましたが、魅力のある種類はまだまだあります。
このような個々に特徴のあるサンゴたちにデザインという命を吹き込んだものがTOJOが誇るレイアウトとして活かされております。
そして、TOJOグループ全体でサンゴを趣味としてだけでなく、維持や管理といった分野で日本サンゴ礁学会との連携も進めております。
昨年のサンゴ礁学会において、TOJOグループ社長である高野が学会の学者の方と肩を並べ講演致しました。
その内容は別途書きたいと思います。
このようなサンゴのあるアクアリウムの空間は、インテリアとしても最高の演出ができます。
その維持も含め、お客様のもとへ毎週メンテナンスにお伺いさせて頂いております。
様々な特徴や色彩のあるサンゴの魅力。
レンタルという形で皆様にご提供できればと日々精進しております。
アクアリウムのレンタルに関してはお気軽に東京レミニセンスまでお問い合わせ下さい。
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー 小西