2016.09.23
レミニセンスで扱う海水魚の水槽は大きく2つのパターンに分かれます。
一つは、自然のサンゴをデザインされた水中空間に散りばめたコーラルアクアリウムです。
発色するサンゴが照明の調光や水の揺らぎで動きのある美しい水中シーンを楽しむことができます。
もう一つは、今回ご紹介する海水魚を楽しめるアクアリウムです。
お魚たちを中心にデザインをしています。
とくにお魚たちが広々と泳げるスペースや隠れるスペースはこのタイプのアクアリウムでは意識してデザインに取り組んでおります。
写真の水槽は、幅60cmのタイプです。企業さまの壁のヘコミの空間を有効活用して
設置させて頂いております。
VIPなお客様をこちらのお部屋に通されるようで、白と赤を基調とした明るい空間から海水魚の入る透明感のあるインテリアに仕上げました。
水槽の高さは市販にはない45cmの高さがありますので、正面から見ると迫力のあるレイアウトとそのデザインを縫うように泳ぐお魚たちのフォルムや軌跡を追いかけてしまいます。
水槽の中にはカクレクマノミ(ファインディング・ニモの主人公)やスズメダイといった小型のお魚たちが宝石を散りばめたように泳いでいます。
ルリスズメダイ:コバルトブルーの色彩が目立つ見栄えの良いスズメダイです。よく泳ぎ回るので水中が華やかに彩られ美しさを引き立てるお魚です。
イエローコリス:黄色いお魚は1匹入るだけでその場を明るくします。警戒する時や寝る時は砂の中に潜って姿を隠す(ドロンする)まるで忍者のような性格を持っています。
中にはこんな腕のエビも寄ってきます。
水槽のキャビネットは光沢のあるホワイトを選びお部屋の空間を損なわない仕様を選びました。
■ここがポイント
キャビネットは市販のものも使用しますがレミニセンスの設置するインテリアは耐震性を考えております。
具体的には、見えない部分こそ安全管理をします。
キャビネットは、組み立てただけのものを設置するのではなく耐震性の強度を高めるため金具で接続部の木と木を繋ぎ、揺らしてもびくともしないよう加工をして納品します。
水槽のガラス蓋は、見栄えも重視する大切なアイテムです。そして、地震の際に水中にガラス蓋が割れて落ちないよう安全性を重視して、ストッパーというフックで引っ掛けないものを特注しております。 (市販のものは、フックにガラス蓋を置くタイプがほとんどですので地震の際にガラスの中心に負荷がかかりわれてしまいがちです。)
こだわり抜いた魅力のインテリアは、どのような空間でも合わせられるアイテムとなります。
デザイン性、そして安全性を重視した美しいアクアリウム。
デザインのご希望はレミニセンスにお任せ下さい。
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー 小西