2016.10.20
2016年もようやく気候が秋らしくなって行楽地にも色付きが見え始める季節になりました。
今、レミニセンスのデザインするアクアリウムは、コスモスが満開なデザインから徐々に紅葉する花へとデザインを変えていっております。
写真の水槽は、季節感を大切に特注の水槽でデザインしたものです。
特注水槽というのは、熱帯魚やさんに置いてないような四角形ではない水槽自体にデザインを加えたものや、皆さんのお部屋の設置場所に最適な寸法でミリ単位から製作したものなどがあります。
壁のコーナーを有効活用してL字にするなども可能です。
このような特注水槽は「どうやって決めるの?」と思われがちです。
私どもレミニセンスのスタッフがご予算とご要望、置かれたいお部屋を拝見して様々なデザインのバリエーションをお見せする中で、どのような水槽にするか決めていきます。
例えば「ファインディング・ニモ」で有名なカクレクマノミが入った水槽がよいとか
緑の映える熱帯魚たちの楽園といったような淡水水槽が置きたいとかです。
このような会話の中からTOJOグループオリジナルである季節で花の変わるオリジナルのアクアリウムをご提案させて頂いております。
特注水槽はお客様のお声として「何か今までにない水槽を置きたい」という特別感をご満足させる仕様であります。
この特注水槽は、背面のガラスに特徴的なデザインをしたものです。
背面のガラスだけ高くすることで、高さのある迫力ある水槽にすることができます。
また、すべての背面を高くすると、重々しいインテリアになってしまいますので、斜めにカットした抜け感を出し、スッキリ見せています。
この水槽は、幅は1m20cmとワイドもありますが、奥行きを60cmとっている細工があります。
通常、市販の水槽は幅1m20cmクラスでは奥行きは45cm程度です。
何故60cmという奥行きにこだわるのか?
市販と比べわずか15cmの差であります。
60cmの奥行きは、水草のレイアウトがはるか先まで続いているように見る視線が吸い込まれて行く魅力があるのです。
そして、熱帯魚たちが様々なところから出入りしている姿が見られますので、日本で言えば例えば四万十川などの広い川でその川に潜ったような美しさをご経験できることでしょう。
わずか15cmにこだわりを持つ水景デザイナーの特注水槽。
ぜひ、皆さまのお部屋を美しく飾るインテリアとしてのアクアリウムをご提案させて頂ければ全力の熱意でお応えさせて頂きます。
TOJO レミニセンス
水景デザイナー 小西