2016.11.16
ハロウィンも終わり、街も徐々にクリスマスの飾りが目に入るようになって参りました。
街のお花屋さんでは、カボチャや紅葉ブッシュからポインセチアが目立つようになりました。
レミニセンスで取り扱う季節の花を飾るテラリウムも紅葉からポインセチアを飾ったクリスマス・テラリウムに移り変わりしている最中です。
ポインセチアは、花が赤いもののイメージが多いですが、クリスマスシーズンで明るいイメージの強い白やブルーなども取り扱います。
実は扱うお花は造花を用いています。
造花と言っても、最近のクオリティーは見事なもので、本物とも触ってみないと分からないほど精巧なものを扱っています。
枝ぶりや葉の付き具合も自然観を出す工夫をしています。例えば、買ったばかりの造花は真っすぐに枝があって、葉もしゅっと伸びています。このようなお花は自然界ではありえませんよね。葉をふわりと整え、枝も右に左に折り曲げて自然に伸びる曲げを作るようにしております。
そのようにしてデザインしたクリスマスのテラリウムが写真のものです。
こちらのお客様では、商談スペースの机の上に幅60cmのテラリウム水槽を設置してあります。水中には熱帯魚が泳いでいます。グッピーやプラティーといった色彩が豊富な種類を泳がせています。
赤いポインセチアを中心にクリスマスっぽくキラキラしたブッシュをアクセントに取り入れました。
いつものメンテナンスにお伺いし、デザインを紅葉の彩から冬のポインセチアへの衣替え。秋の紅葉の色彩と冬のポインセチアは“赤色”という色では共通しますが、そのデザインは全く異なります。その違いは何か分かりますか?
冬のポインセチアの方は赤が強いです。
他には?
デザインにキラキラしたものを入れています。
他には??
このような一つのブログのような文章も少し考えてみる遊び心のあるものにすると、面白いものですね。
私の答えは、“空間にマッチする季節の衣替え”と“洋風と和風の差”です。
洋風のデザインは、ポインセチアのような洋の花にはキラキラした派手目のデザインが合いますのでお客様の空間に合わせて派手な場所はより派手にきらびやかにしてみます。
反面、紅葉のような和風のデザインは“わびとさび”落ち着いたデザインや、優美な工夫を致します。
前回アップした紅葉のデザインの投稿をご覧ください。
同じお客様でも空間の雰囲気が秋と冬では全く違います。
間もなく12月、クリスマスの雰囲気を味わって頂き癒されているあっという間に、現在新たな2017年のデザインを考えて年末にはご披露したいと思います。
乞うご期待!!
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー 小西