2016.11.26
2016年もいよいよ年末に近づいています。街はきらめくイシュージョンのような電飾で飾られ、外に出るとウキウキするような、愛する者同士は愛をよりはぐくむような温かい季節です。(私が感じた外を見て感じたことです。)
クリスマスシーズンでもある影響か、この季節は緑・赤・金という色彩が人の心を動かすように思いました。近くのイタリアンダイニングさんもレトロな空間にポインセチアとクリスマスリースに包まれた暖かい空間になりました。
そういえば、暖かい空間で感じたことなのですが、この季節の花って何をイメージされますか?クリスマスシーズンですのでツリーは思い浮かびますが、あまり装飾にお花を飾ったものが少ないように感じました。
私は、イタリアンダイニングさんのような赤いポインセチアをイメージします。他にもポインセチアを雑貨屋さんなどで見ていると白やピンク、キラキラしたものも売られています。
このポインセチアをアクアリウムに取り入れ、一体感のある水槽のデザインをしたレンタルアクアリウムを手掛けております。11月中旬から12月にかけて、季節の花をデザインに絡めたアクアリウムはクリスマスの色彩がある水槽でいっぱいになります。
写真のように水中も水上も華やかに飾るデザインはバランス感が大事です。ただ飾るのではなく、センスを磨き、設置実績を積むことで一体感のあるデザインに仕上がりますのでデザイン力のあるデザイナーはそう多くはありません。
私どもTOJOグループでは代表の東城 久幸を筆頭にこのデザイン力を高めたデザイナー集団が集まっております。
レミニセンスは、そのTOJO東京を担うエリアで実績を積み毎年、30件以上の設置実績を蓄積していっております。
この季節のポインセチアと一体感を持たせる水中のデザインも大事です。
最も赤いポインセチアに合わせて用いる水草が“ルドヴィジア”という種類です。
このルドヴィジアは、水草の中でも数少ない赤さが強みであり、植える角度で緑と赤の葉の表情が変わる面白さがあります。
デザイナーが取り入れる水草の扱う判断はまさに“面白さ”です。
よく熱帯魚屋さんで金魚と一緒に売られている藻草やカボンバといった水草もこの時期のデザインには、モミの木のような雰囲気もあってよく取り入れます。
市場ではあまり見かけませんが、“シルバーカボンバ”という光沢をもった緑色のカボンバは特に仕入れがあればすぐにこのアクアリウムに取り入れる貴重な種類です。
季節を味わいながら熱帯魚に癒される“ポインセチアを飾る水草を絡めたレイアウト”是非皆様の癒しの空間に取り入れてみて下さい。
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー 小西