2017.02.08
アクアリウムを設置する際、ご要望の多い空間の一つが玄関周りです。
お客様をおしゃれに美しいアクアリウムでお迎えしたいというご要望や、仕事に行く時、帰って来た時にエサをあげて癒されたいなどのご要望があります。
また、玄関周りはクリニック様やオフィスではイメージアップのインテリアとして設置頂いたケースがあります。
今回の設置事例は、お料理学校です。
設置のお打ち合わせをさせて頂いた際に、先生より「ここの玄関のスペースをアクアリウムで飾れればいいと思っています。」とお話しを頂きました。
おおよそ120cmの幅の水槽が置けるスペースで奥行きや耐震・耐荷重も問題のない場所でしたので早速、水槽のサイズについて打ち合わせさせて頂きました。
私の一押しは「花で飾るテラリウム」というデザイン性と季節感のあるアクアリウムです。先生からは「その水槽はデザインを見ただけでも高そうだね(高額そう)。」とおっしゃられましたのでご予算内で問題なく設置できることをお伝えし、次のお打ち合わせの際にはご契約を下さりました。
洋風の雰囲気があるお部屋ですので和のお花を取り入れるよりも洋風のものの方がマッチすると思い、昨年末はポインセチアを派手目に飾ったデザインをさせて頂きました。
1~2月のデザインを先生にご提案し、胡蝶蘭かバラで行こうと早速ご相談させて頂きました。
「バラがいいね。2月まで一緒ならバレンタインともマッチするよね。」ということで、今回のデザインに至りました。
テーマは、「お料理学校に咲き誇るローズガーデン」ということで女性の生徒さんも多いことからピンクを中心としたバラを大小バリエーション豊富に取り入れました。
装飾のバリエーションは8~9種類のバラやブッシュを絡めたものになります。
先生からは「生徒さんにも見て頂いて喜んでいますよ。」と感謝のお言葉を頂戴しました。
レミニセンスでは、単にアクアリウムのデザインやメンテナンスをするわけではありません。お客様との会話の中で次に楽しみたいデザインを模索し、準備段階から何度もデザインを練り上げてお客様の水槽を作り上げていきます。
そのため、1~2月のデザインはバラだけではなく梅や椿・松を用いた和風のデザインにさせて頂いているお客様もございます。
季節のお花をお客様と会話しながら「こうしましょう!あのようにしましょう!!」とお作りすること、その先のお客さまの感動される姿は大変やり甲斐のある仕事ですし、楽しみです。
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー 小西