2017.04.12
アクアリウムは、様々なインテリア性を持っています。一般的には玄関や空いた棚のスペースに置いて楽しまれます。
少し凝り出されると、本格的に水槽のキャビネットを置いてスペースを確保し、愛情を注ぐようになっていかれるといったケースをご経験の方も少なくないと思います。
今回のテーマは“壁に組み込んだ水槽”です。
水槽を壁に組み込むなんて、高額な工賃や作業費がかかりそう・・・。
一度、製作してしまったら、飽きてしまった時に取り返しのつかないことになりそう・・・。
今ある壁を傷つけてまですることではない・・・。
様々なご不安なご意見が思い浮かびます。
ですが・・・ちょっとした秘話があります。
じつは・・・壁組み込み水槽って”壁をぶち抜いて”作る必要はありません!
例えば、部屋の壁は部屋と部屋の仕切りなどで凹凸があります。
この凹凸を活用して張り合わせると、まるで壁に組み込まれたスッキリした水槽インテリアを楽しめます。
張りぼて水槽・・・失礼・・・”張り合わせ水槽”は、壁と同じ張り紙を木製のベースで作成し、凹凸の箇所を埋めることで出来上がります。
このような作り方で設置をされた場合、元の状態に戻すことも簡単です。
また、壁が壁紙ではなく、木調やコンクリートなどでも同様の素材を扱い製作することができます。
実際に壁に組み込まれているように見える水槽って内側はどうなっているの。
写真でお教えします。
こんなのを埋め込み型水槽と言います。
こんな感じで水槽の上部が開きます。ここからメンテナンスをしています。
中には照明とかフードタイマーという器具が入ります。
このような感じでメンテナンスを致します。
写真で見ればお分かりのように凹凸の空間に単純にアルミフレームのキャビネットと
水槽が入っているものを化粧板で覆っているのです。
簡単な仕組みでしょ!
(だから高額な施工費がかかるわけないのです。)
このようなところから、壁の組み込み水槽はこんなメリットがあります。
■壁に組み込んだ水槽のメリット
・スッキリ壁と一体化します !
→壁と一体感のあるスタイリングが特徴的です
・水槽の前後にインテリアを飾ることができます !
→水槽全面にソファーや、ワインセラーなども似合いますね
・壁に穴を空けることなく張り合わせてお作りできます !
→壁の凸凹をスッキリさせることができます !
・予想外に広く水槽のスペースをとることができます !
→棚置きでは狭いスペースに水槽を置かざるを得ないところが、広くスペースをとって様々な色彩のお魚を楽しんで頂けます
いかがですか?
メリットも大きい・・・というより普通に水槽を楽しむ選択肢と同様にご検討できることと思います。
レミニセンスでは、水槽の形状、アクアリウムのコンセプト、色彩の扱いなど様々なご要望に応じてお客様の「置いて良かった!」「ありがとう!」を日々実現させて頂いております。
今回の壁に組み込む水槽の他に「L字のコーナーを利用した水槽」「滝の流れる水槽」「ミストの立ち込める水槽」他にも様々な演出で皆様のご要望にお応え致します。