2017.04.29
一度はお魚を飼ってみたい!と思った時、お魚の図鑑やウェブでどんなお魚がいるか調べたことはありませんか?
お魚の図鑑って毎日眺めていても飽きない面白いものです。その中でも飼ってみたいなぁと思った種類はどのように飼えばいいのか著者のコメントを見つつ、「何か難しそうだなぁ・・・。」と思ってしまいます。
海水魚にもなると、どんな器具が必要で一体いくらお金をかければ飼えるのかその予想すらつきません。
それもそうです。どの本にも海水魚の飼い方には様々な機器を取り付けなければ飼育できないような書かれ方をしていて分からないから海水魚を扱っているお店に行くと、予算も膨れ上がって、さらに訳が分からなくなる。
「こんな難しいのじゃ、やめた方がいいな・・・。」なんて経験をされた方は少なからずお耳にします。
そんな時は、全ての管理をプロにお任せしてみませんか?
レミニセンスでは、「こんなの飼ってみたいのだけど!」を実現させるノウハウとデザインがあります!
そもそも、飼いたいお魚が綺麗なデザインのアクアリウムで泳いでいないと満足感は半減のではないかと考えます。(既存のお客様でデータを取ってみたい内容ですね。)
だからこそ!レミニセンスは、デザイン重視の飼育法を独自の経験で日々研鑽(けんさん)を積んでおります。(TOJO認定水景デザイナーとしてスタッフ一同デザインのより高みを日々目指しています。)
今回はそんなテーマで図鑑を見ても本物を見ても美しい女王こと、「クイーンエンゼルフィッシュ」をお客様が育てる感覚でご紹介したいと思います。
このお魚、とにかくクイーン級です。
10センチくらいで2万円くらいの値が付きます。大きく、ブルーのツヤのあるものは5万円前後する活きた高級魚です。
女王の名前の通り、おでこのところに王冠の模様があります。この模様がメタリックブルーの独特の色彩で魅力に惹き込まれてしまいます。
写真のクイーンエンゼルフィッシュはまだまだ小さいサイズで模様も進化の途中です。
成長につれてブルーのシマの模様がなくなり、全体的にブルーの体を纏う(まとう)ようになります。4年飼育されている美しいクイーンエンゼルフィッシュが下のサイトからご覧になれます。
■TOJOブログ ~ミドリイシとクイーンエンゼルの撮影・・・~
http://aquarium-therapy.jp/?p=11204
あれだけブルーのツヤを維持するには照明の強さやエサなどちょっと管理が大変ですが、それも魅力なのがこのような大型の海水魚の飼育です。
成魚のクイーンエンゼルフィッシュ
このようなお魚を飼育するには、オーバーフローという仕様の水槽と5つほどの器具を用いて管理します。
1,必要な器具
1-1 水槽:
ガラス・アクリルなど様々なデザインのものがお造りできます。
スクエアタイプ
1-2 キャビネット:
水槽を置く棚です。強度の強い地震でも破壊されないものを選んでいます。
1-3 抑揚ポンプ:
水を循環させるいわば心臓の存在です。この器具の能力でも飼育を左右されます(一般市民とウサイン・ボルトの心臓をイメージすれば違いが何となく分かるように思えます。)
1-4 サーモスタット&ヒーター:&クーラー
要するに水を冷やして温める“エアコン”的存在です。お魚はクールダウンなどができません。そのため一定の温度を好むのです。
1-5 プロテインスキマー;
難しい言葉が出てきました。これはプロテイン(タンパク質)を除去する器具です。単純に言うとトイレみたいなものです。これで水の状態を綺麗に維持します(だって水槽は汚いものも水に溶けて、そこでお魚は住んでいますから。)
このような水槽と器具と用いて外装をお気に入りのものでお創りし、お魚が入った時、とても感動します。
そして、メンテナンスや水槽内のデザインを一切お任せできますので、毎日エサをあげて成長を楽しむだけの“いいとこ取り”ができます。
オーバーフロー水槽はこんなメリットがあります。
■オーバーフロー水槽のメリット
・水の循環が大変優れていますので大型の魚を楽しめます。
→サンゴなどの美しいデザインもこの仕様が一番です
・水の劣化が少ないのでお魚の成長を長く楽しめます。
→飼育する水は入れた時からお魚の糞や体の粘液などで劣化します。ろ過に優れたオーバーフロー水槽は水の劣化を軽減させられます
・無理なく設置をすることができます
→様々な大きさの水槽があり、スペースに合わせてミリ単位から設計することができます(大型魚は90cm幅の水槽以上が目安です。)
・配線などが一切見えないカッコいいデザイン性
→キャビネット内に全ての配線をスッキリ収納させます。水槽の端から端まで違和感なくデザインされた水中空間をお楽しみ下さい。
いかがでしょう、今回はクイーンエンゼルフィッシュとともにオーバーフロー水槽の魅力をご紹介させて頂きました。
レミニセンスでは、水槽の形状、アクアリウムのコンセプト、色彩の扱いなど様々なご要望に応じてお客様の「置いて良かった!」「ありがとう!」を日々実現させて頂いております。