2017.05.31
高級外車に乗っているのにも関わらず、百円均一ショップに通って買い物をしている。
このような光景を目にしたことはありませんでしょうか?
わずか15年前までは、百円均一ショップへ通う裕福な方ってそう多くは無かったと思います。
今やジャンル別にたくさんクグッズの種類があり、「こんなやつ欲しいな」と思えば百円均一ショップに行けばだいたい見つかるという便利な点から高級外車に乗っているような方でも買い物をされているようです。
アクアリウムも小さな形状から大きなものまで様々なバリエーションから選択肢があり、バブル期のように“アクアリウムはお金持ちが持つもの”という感覚より“誰でも手軽に始められる”というものに変わってきました。
ただ、置いて分かることは高級外車のように存在感や満足感は得られるものの維持をしていくのが難しいところがアクアリウムの難点です。
今回はそんなアクアリウムをなぜ導入したくなる心理になるのかご紹介したいと思います。
アクアリウムってなぜ置いてみたくなるのでしょうか?
レミニセンスのメンテナンスサービスでは、毎日様々なお客様の元に訪問させて頂き、お店のスタッフさんや医療機関の院長先生や企業の社長とも会話をします。さらには、診療を受けに来られた患者さんや飲食店に食事に来られたお客さん、打ち合わせに来られた関係会社の社長さんなどもいらしており、アクアリウムについてご質問を下さります。
「これ(水槽)ってどんなサービスなの?」
「このサイズはいくらぐらいでできるの?」
「この魚可愛いね?何て名前なの?」
「水槽いいなぁって思うけどうちは狭いから・・・。」
「ねぇねぇ、うちも金魚飼ってるんだけど、どれくらい水換えたらいいの?」
こんな会話が日常茶飯事です。
それだけ、アクアリウムには興味があって周知もされているのですが「やってみたい!」という気持ちになるまでに躊躇してしまうというのが色んなお話を伺った中での感想です。
ほとんどの方が躊躇されるワケは、アクアリウムって何だか高そう(お金がかかりそう)、料金を支払って満足するサービスが受けられるのか?ということです。
要するに“かかる費用とその効果”がアクアリウムのレンタルサービスでは体験してみないと分かりづらいのだと思います。
人間の購買心理にはこのようなものがあります。
① 自分を大切にする心理
月に一度の給料日。
今日は自分への一カ月のご褒美として数千円のワインとデパ地下の食材を食べながら落ち着くリビングで映画を見つつ、ご褒美の日にしよう。
② 人との繋がりを大事にする心理
今日は特別な日。
彼との時間を大切にしたいから昼から外に出て美容室とエステに行ってきました。
③ 探求する心理
旅行好きの私。旅先で目的だった漁師の海鮮丼を見つけたよ!
SNSで皆に見てもらい共感してもらいたい!!
④ 独特のスタイル
自分のスタイルは革ジャンにドクロ、そしてクロムハーツの装飾。これが一番しっくり来るし、俺の存在意義!!
例を持って書いてみましたが、何か共感できる内容はありましたでしょうか?
要するに、この4つの要素(感情スペース)が人の購買意欲を高めて高額でも購入してしまう心理です。
※ダイヤモンド社“なぜ高くても買ってしまうのか”より
ついつい商品を手に取って「これ良いけど値段高いなぁ」と思ったものを何か理由をつけて買ってしまったという方はこの4つのどれかに心当たりはないでしょうか?
自分を大切にするために日常ではない食事とライフスタイルを楽しむ心理、人との繋がり(恋人や友達)を良く見せたいという願望から行動する心理、新しい体験をして自分の可能性を広げることにお金をかける心理、個人の好みを表現したい心理。
このような心理は人それぞれに嗜好が違いますし、かけるお金の範囲も違っています。
この本にある言葉では“日常から外れ、ワンランク上の商品・サービスを買う”という行動、“高い金額を支払ってまでに手に入れようとする注目すべき商品・サービス”を“ニューラグジュアリー”と呼んでいます。
要するにニューラグジュアリーは、必要なものにはお金をかけるという心理が働いています。
何でも商品が安く揃った百円均一に買い物に行こう。車で出かけたその人は高級外車だった。なんてことは近年では不思議ではありません。
見るのも珍しいような高級外車がアウトレットの駐車場に止まっているとか、ハンバーガーショップのドライブスルーに入っていったなんてこともよく見る光景です。
必要なものには高額でもお金を掛けるが、興味の無いものには出費をしない。この2極化したような時代にでもアクアリウムは魅力あるモノ・サービスとして存在しています。
■アクアリウムのメンテナンスをお任せする理由
アクアリウムの月額メンテナンスサービスを受けられる方の水槽を置いた理由は何ですか?
水槽を置いた経験の無い方には分かりづらいものかもしれません。しかし、置いた後に「思ったのと全然違ってすごくいいね!」という声が圧倒的です。
その理由の一つは可愛い魚たちに囲まれた非日常的なものになることです。
水槽って、テレビとは違い遠くから眺めるというより水槽にグッと近づいてボーっと眺められます。お気に入りのお魚が元気に泳いでいたり、デザインされた水中空間の中を自由に泳ぎ回っていたりする姿は何も考えずに時間が過ぎてゆきます。
このような心地良い時間がアクアリウムを眺める本当の良さです。
また、このような理由も多くあります。
“コミュニケーションツールとしてのインテリア“
アクアリウムはお魚の泳ぐ空間をインテリアとして楽しむことができます。そのため、家族同士やお客さん、患者さん、スタッフ同士などアクアリウムを通して様々なコミュニケーションが生まれます。
「アクアリウム置いたんだ!いいでしょ。」と自慢げに話されるマンションオーナーさんの声。
「最近この子(お魚)が赤ちゃん産んだのよ。小さいのがいっぱいいて可愛い。」と愛らしい表情をされるお年寄りの声。
「こいつ食いしん坊でエサだと思ったらすぐ水面に上がってエサくれーってダンスし始めるんよ!」とイケイケなオフィスで働く社長の声。
こんな声が普通のインテリアや高級外車にはない非日常を味わえるアクアリウムの良さではないでしょうか?
エントランスの水槽はこんなメリットがあります。
■お・さ・ら・い 水槽を導入するメリット
・水の動きや照明、躍動感ある魚の姿は他のインテリアにはないオリジナルな雰囲気が作れます
→キラキラと水槽に降り注ぐ光の演出がされた水の空間は魅力があります
・一般的なインテリアと異なり、好印象なイメージアップにつながります
→透明感のあるアクアリウムはお店や企業のイメージアップに効果的です
→透明感があるため他のインテリアより重々しく見えず、スッキリ見せられます
・無理なく設置をすることができます
→ご予算やコンセプトに合わせてご提案させて頂きますので設置後は「案外簡単に置けるものなんだね」という声が多数です
アクアリウムにご興味を持たれた方がこんな理由で置かれていて、客層を選ばないということがご理解頂けたなら幸いです。
もしかすると、高級外車で百円均一ショップに通うように、“高級アクアリウムを持っているのに足は自転車”なんて人も今の時代はいらしてもおかしくありませんね。