2017.08.08
皆さんは水を眺めることで心が落ち着いたりリフレッシュしたりといったことはありませんか?
週末、ドライブがてら海岸沿いを走ると気持ちがよかったり、川沿いを散策したりしてマイナスイオンを浴びてリフレッシュしたりとか、ダイビングをして海の中を泳ぐといったことも水の作用と思います。
そもそも人は、遙か昔海にいた生物です。
自然と触れ合うことは、とても相性の良い心理が働いているのです。
今回は、身近にサービスを受けられるアクアリウムがなぜ様々な所で楽しまれているのか、お客様の継続率が高く長く楽しんで頂いているのかをご紹介します。
■水を見る・聞く作用
川や海に出かけたとき、ふと気付くとずーっと眺めていて時間が経つことを忘れられたという経験はありませんか?
水は止まっているもの(止水)では何のリフレッシュ効果もありませんが、揺らぎやせせらぎの音、その青さや透明感など様々な要素が加わることで癒しの効果を発揮します。
アクアリウムは身近で手軽に導入できる癒しのアイテムの一つです。
例えば、クリニックの待合室やオフィスのリラクゼーションルームなどに設けるアクアリウムは様々なリフレッシュ効果があります。
それは何故か?
ストレスの多い現代社会に身近にあるアクアリウムから自然観を感じるからです。
クリニックで順番を待っているとき「痛くされたら嫌だなぁ」と脳裏ではつい思ってしまいます。
どんなに痛くないと評判の医師にかかったとしても不安があるのが治療です。その治療を受けられる前に待つ時間がどれほど苦痛でしょうか?
アクアリウムは治療をしなければならないという現実をふと忘れさせるため導入されるケースが多いのです。
こどもクリニックなどにお子さんを連れて行ったご経験がある方はご存知と思いますが、お子さんの診療前の不安は計り知れません。入っただけで「嫌だ~~」って泣きじゃくっている子もいれば、診察室で「こんな声出るの!?」というくらい大きな声で泣いているお子さんもよく見ます。
私のお客様の小児科では、診療後にガチャポン(ガチャガチャ?)が1回できて消しゴムなどをもらえるのですが、その中に“おさかなのエサ”なんてレアなものが紛れています。これが当たればもちろん水槽のお魚にエサをあげられて大変喜んでいます。
(だってお魚たちはみーんなその子に寄って来るわけですから!頑張ったねって言ってくれているのかもしれませんね。)
また、スピードを求められる現代の仕事はストレスだらけの社会です。
下記のデータは平成23年までに精神疾患と認定された患者数の推移です。
なんと300万人を超えています。いまはさらに多いことでしょう。
(平成26年は400万人に迫る勢いです。)
※厚生労働省の参考資料を抜粋
オフィスでの福利厚生としてアクアリウムを有効活用されているところも社長の声を聞くと様々なケースがありました。
・社員に少しでもリフレッシュする空間を提供してあげたい
・仕事の効率化を考えてあえて無駄に思えるアクアリウムを導入した
・離職率の改善のため、インテリアを改善したいと思い導入した
・社内社外問わずコミュニケーションが生まれるきっかけにしてほしい
このように水のあるインテリアとしてアクアリウムを導入される事例は様々ありますが、人が人を思うところに設置されるケースは近年増えているのです。
■水を表現したレミニセンスのアクアリウム
当社で扱うアクアリウムは、様々な演出を施し、きれいな状態を維持し続けています。
演出の一つとして照明の“ライティング”をグループ独自の技術で扱っています。上から照らす照明とバックライトを用いたアクアリウムは様々な色彩の効果を発揮しています。
例えば、新春の時期に取り入れるアクアリウムとサクラ、そして清涼感のあるブルーのライティングは眺めるだけで一息つけるよう工夫されています。
写真のようにバックはブルーの照明、上部からはサクラに当てた照明と水中を当てた照明を複数の照明を用いて花や水中の影を創り、濃淡までをもデザインに取り入れています。
このアクアリウムは、わずかに小川のせせらぎのような水の音が演出されています。要するに視覚と聴覚で楽しむことができるのでちょっとした休憩時間に仕事のことを忘れ、リフレッシュできるようデザインをしております。
さらに写真のようなミストを用いてまるでジオラマのようなデザインをすることで小さな自然のあるアクアリウムを演出できます。
眺めるだけで涼しくなるようにしています。
(特に夏は、見ているだけで落ち着きます。)
■最後はマリン・アクアリウムのご紹介
ここまで読んでくださりありがとうございます。
海のお魚の泳ぐサンゴ礁のようなアクアリウムを最後にお楽しみ下さい。