2016.08.04
東城 久幸インタビュー(アクアリウムセラピー 2012春号より)
私はアクアリウムのレンタル・メンテナンスの仕事を始めて18年になります。TOJO Familyという名で、独立事業主を育て、全国にお客様を拡張しています。
現在、お客様の数は全国でおよそ1000件程度になっていますが、その3割以上が医療関係です。
そして今回、対話していただいた、埼玉県鶴ヶ島市にある鶴ヶ島池ノ台病院、理事長・院長である石井 俊昭先生との出会いこそが今の私の原点であると考えています。
当時、まだアクアリウムのレンタル業を始めた私にとって、水槽は単にビジネスの一環でした。しかし石井先生との出会いがきっかけで「セラピー効果」を意識するようになったのです。
現在では、日本全国数多くの病院にアクアリウムが当たり前のように飾られていますが、20年程前に水槽を癒しのアイテムとして飾った病院は少なかったことと思います。石井先生は当初から、病院には癒しが必要であることを、ご自分の経験を通して意識されていたようでした。
通常ドクターとの対談は病院内で行うことがほとんどなのですが、今回は病院近くにある石井先生のご自宅でゆっくりとお話をお伺いすることができました。
2月の寒い日でしたが室内には暖炉がたかれ、その火のバチバチとはじける音が心地良く感じる中での対談となりました。
東城 久幸(とうじょう ひさゆき)
水景デザイナー 株式会社アクア環境システムTOJO
代表取締役会長
日本観賞魚振興事業協同組合会員
1957年東京(高輪)生まれ
1977~1990美容師(経営)
【鶴ヶ島池ノ台病院】
「鶴ヶ島池ノ台病院」は、東武東上線の若葉駅と鶴ヶ島市役所を結んだ中間に位置する閑静な住宅が並ぶ中に建っています。
1988年4月に地域密着型の総合病院として開院しました。当初45床から始まりましたが、「高齢化社会の到来にも対応できるように」との考えから、1998年4月、長期療養病床70床を開設。
現在は、一般20床を加えた90の病床を備えています。また、高分解能4列CT装置をはじめ、経鼻内視鏡や大腸ファイバーなどの先端機器を有し、高度先端医療が受けられる体制を整えています。
さらに高度な医療を必要とする患者に対しては、埼玉医科大学病院と迅速に連携をとる体制となっています。
現在(2012年)病院内にアクアリウム水槽は4台設置してあり、通院される患者さんや入院される患者さんとそのご家族の人達に喜ばれています。
~インタビュー続く~
このTOJOグループの季節誌「アクアリウムセラピー」は無料にて配布致しております。ご用命はお問い合わせフォームよりお気軽にご希望下さい。
TOJO東京エリア レミニセンス
水景デザイナー 小西