2016.11.05
私どもレミニセンスでは、海水・淡水・サンゴなど様々な種類の生体を扱っております。
水槽内の水の量やろ過の機能で管理する生体の種類や数量をある程度決めてお入れしております。
一般的には、カクレクマノミ(皆さんがご存知の“ニモ“)は小さな幅30cmほどの水槽(10リットル程度)の水槽でも管理できます。
反面、海水魚で印象的なチョウチョウウオやヤッコといったお魚はろ過が行き届いた方が長く生きてくれますのでろ過のしっかりした水槽をオススメさせて頂いております。
今回は、海水魚の中でもエビの仲間“オトヒメエビ”についてその魅力を書いてみます。
その名前の通り“乙姫”を連想しがちですが、結構プライドの高いエビです。
水槽内でも他のエビとは違い、堂々と紳士的な姿で広い水槽の中央を歩いてエサを探しています。
また、同じオトヒメエビ同士を水槽内に入れてしまうと、ほとんどが両腕が取れるまでケンカをしてボロボロになってしまいます。
英名では“ボクサーシュリンプ”という名前があり、その名の通り同種間ではパンチを繰り出し、近くにお魚が立ち寄ると「シュッ」と腕を出して威嚇します。
ここまでお伝えした情報ではくオトヒメ感が全くないですよね・・・。
このオトヒメエビの魅力は色彩と存在感です。
赤と白の紅白のシマシマ模様は、水槽のどこにいてもすぐに見つけられます。
その点からもお子さんの多い場所では人気が高いエビです。
「あっエビだー」とお子さんは無邪気にエビの仕草に夢中です。
エサを入れると、大きな腕とは別に小さな腕もたくさんあるのに、あえて大きな腕でエサを捉えて食べるしぐさをします。(ワイルド○○ちゃん的なのか不器用なのか・・・。)
そんな仕草でも可愛く見えてしまうのですよね。
このオトヒメエビは、小さな個体はわりと多く出回っていますが、存在感のある大きな個体は都内を探してもなかなか見つかりません。
そしてレアなオトヒメエビの中でも“ペアのオトヒメエビ”はさらに見かけるのがレアです。
もし、ご興味がありましたら見つけたショップさんを下記に記載しますので足げく通ってみて下さい。
1匹入るだけでも存在感のある“オトヒメエビ”。是非一度お試しください。
1.豊島区千早 マーメイドさん 03-3973-0585
マーメイドさんではタイミングが合えばオトヒメエビがいます。まためったにおりませんがペアのオトヒメエビが稀に入荷しています。店長さんもこの業界では珍しくずっとしゃべっている気さくな方ですのでお気軽に何でも相談してみて下さい。
2.埼玉県八潮 B-BOXアクアリウム八潮店さん 048-998-5625
こちらのお店では定期的に大きめのオトヒメエビが入荷しています。「すぐに飼いたい」という方はオススメです。今いるお魚との相性も相談してみて下さいね。
3.埼玉県戸田 かねだい戸田店さん 048-441-6969
かねだいさんもわりと頻度は高くオトヒメエビの大きめの個体に出会えます。私も仕入れにお伺いした際に見かけたら必ず仕入れてしまいます。
4.大田区蒲田 ペットタジマさん 03-3739-1258
タジマさんは小さめのオトヒメエビはいつでも入荷しています。大きめの個体はあまり見ませんが店長に相談次第で入荷するかもしれません。業界に長い店長さんですので特に海水魚のことは知恵袋です。
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー 小西