2017.04.19
アクアリウムを置かれる方が最初に考えることはまずこれです。
「いったいどこに水槽を置こうかな。」
お店や医療機関さまなどでは、エントランスに置かれるケースは少なくありません。レジ横だったり、待合室だったり、人の流れのあるところに設置を希望されます。
その中で、今回のテーマはエントランスや玄関といった“人をお迎えする場所への水槽の効果”についてです。
水槽って綺麗な反面、汚れも目立つしエントランスには・・・。
エントランスは狭くて場所が確保できない・・・。
開店(開院)前後はバタバタしていて水槽の手入れなんてする暇がない・・・。
このようなことを思ったことはありませんでしょうか?
そんな時は、毎週綺麗に維持・管理を行うプロのデザイナーに全ての管理をお任せしてみませんか?
エントランスは、お店や施設の顔です。
どのような雰囲気作りがされていて、入りやすさ(恐い先生じゃないかなとか、入りやすいお店かなとか)が重要です。
アクアリウムをエントランスに設置されるケースのお客様で圧倒的なのが“水槽を活用してお店の方に注意を向けたい”ということです。
そのための水槽空間のデザインを行いますので注目度や来店されるリピーターの方が増えて参ります(時期によりますが、水槽を置かれたことでダイニングのお客様で約140%伸びたケースもございます。)
その秘密の一つを今回読んで下さる御礼にお教えします。
レミニセンスでは、水の動き(揺らぎや音)とライティングを上手く絡めた方法でエントランスに何やら幻想的な空間をお作りさせて頂いております。
お店に注意を向けられる方は「この店の前、何かキラキラ動くものがあるな」→「これ水槽なんだ」→「ところで何屋さん?」と注意も向けていく心理を形にしております。
何故、水の動きをライティングで照らすと雰囲気が良いのか?
水槽の照明はただ水槽の中を明るく魅せるためだけに使っていません。水の揺らぎで水槽がキラキラ見える。その底砂がキラキラ見えたものが天井に写る、天井前までも幻想的な動きになったと思ったらバックライトのブルーがさらに天井の雰囲気やムードのあるものにする。
こういった派生効果が、デザイナーが手掛けた水槽を置くことで生まれます。自然観のある動きの表現といったところでしょうか。
このような例で、玄関に水槽を置かれたケースの事例をご紹介したいと思います。
こちらのお客様の玄関は、浅めの水槽を置かれて、その先がすぐに階段で玄関は素通りされそうなスペースです。
しかし、水槽を置かれることで来客者さんとのコミュニケーションが玄関から生まれるようになりました。
シューズボックスの上を有効活用したケースです。
ご出勤される前後の6時から8時までに一度照明が点灯し、帰宅される17時から22時くらいまでに二度目の照明が点灯するよう設定をしています。
つまり、ご出勤や通学前にお魚にエサをあげて会話が生まれます。
帰った時、お魚さんたちが玄関で出迎えてくれるのでまた会話が生まれます(お魚さんたちと!)
何より、玄関に置くことで朝の暗い時間帯や夜の暗くなった時でも水槽が玄関にあることで明るい雰囲気になりました。
また、この浅めの水槽は強めの照明を用いることで鏡のような水の演出ができます。例えば、写真のように水槽を下から見上げると水の透明度から反射が起こり、このような見え方になります。
あえて水の揺らぎを出し、様々な角度で見え方の違う工夫をしています。
(大人の目線とお子さまの目線でも見え方が変わりますよね。)
上から見てもお魚の表情が良く分かります。
でも・・・強い照明を点灯させてコケだらけにならないの?
答え:なりません!
このカラクリが毎週お伺いさせて頂く際にどのようなことをさせて頂いているかになります。(毎週お伺いすることで微妙な水質の変化に気付くことができるのです!!)
エントランスの水槽はこんなメリットがあります。
■エントランス水槽のメリット
・水の動きと照明で他のインテリアにはない明るい雰囲気が作れます
→キラキラと水槽に降り注ぐ光の演出が表現できます
・一般的なインテリアと異なり、好印象なイメージアップにつながります
→透明感のあるアクアリウムはお店や企業のイメージアップに効果的です
・無理なく設置をすることができます
→様々な大きさの水槽があり、スペースに合わせてミリ単位から設計することができます
・予想外に広く水槽のスペースをとることができます
→例えば、下駄箱(シューズボックス)などの上は一般的に90cmから1m20cmの水槽が置けるものが多いです。
いかがでしょう、エントランスや玄関に置いたアクアリウムが魅力を惹きつけるイメージはお持ち頂けたでしょうか?
レミニセンスでは、水槽の形状、アクアリウムのコンセプト、色彩の扱いなど様々なご要望に応じてお客様の「置いて良かった!」「ありがとう!」を日々実現させて頂いております。
TOJO東京 レミニセンス
水景デザイナー 小西